人に伝える力とはネタに頼らないことである

今日は非常に興味深いお話しをお聞きしたので紹介していこうと思います。

 

今日のテーマは「伝える力とはネタに頼らないことである」ということです。

 

そもそものコミュニケーションの目的は基本的には「伝える」ということです。

これが出来ないとどれだけ面白かろうと、どれだけ有益な情報であろうと基本的は意味がない。

これはその他のコミュニケーションでも同じである。

ただ前提としてあるのは「正しい文章=伝わるではない」である。

言葉は時代によって変わるので平安時代の言葉を現代に使ってもきっと意味は伝わらないだろう。

なので正しい文章であれば伝わるというわけではないのである。

 

例えば、可愛い女の子がいた時に「あの子は可愛過ぎる。」よりも「可愛い過ぎる」のアホっぽくて可愛さが出る。

美味しいハンバーグを食べた時に「これは美味しい。」よりも「美味しい過ぎる」の方がわんぱく感が出て感情が伝わりやすいのである。

 

これは文章でも同じことが言えて、ポイント、ポイントで丁寧語から脱却した文書を書く必要がある。

これが出来ないと文章から体温がなくなっちゃうんです。

だから書き手はその時その時で最適解を出していかなければならない、ではこの最適解はどうすれば出していくことが出来るのか?

これは結論から言うと「たくさん量を書く」しかない

 

じゃー次にたくさん量を書くためにはどうすれば?となるのですがこれは文章を毎日たくさん書いていくんですけどこれは結論、ネタのクオリティに頼らないということです。

 

面白いことがあったから書くということではなくて、それをしていると面白い話が日常で起こらないとと書けないということになっちゃうんです。

でもネタなんてそうそう落ちてないじゃないですか毎日毎日100点のエピソードなんて落ちてないですよね。

毎日落ちているのは精々30点くらいのものじゃないですか。

なので大切なのは30点くらいのネタをなんとかコーティングして70点くらいに見せるということです。

 

そのためには熟考していてもダメなのでまず書き始めて見るということです。

書い始めてみるとまずオチなんてないからバーっと一筆書きしてみるんです。

それをずっと続けているとどっかでなんとかオチをつけないといけなくなると思うんです。

その時に初めて訓練になるんです。

そこでなんとかする力みたいなものがようやく養われるんです。

 

結論、このことから「なんとかする力=伝える力」になります。